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嫌な記憶は、なかったことにする

最近思うことだけど、「自分が本当に嫌な記憶は、なかったことにするのもありでは?」ということ。

世の中の価値判断も、絶対ではないし、時代によっても変わるし、帰属する集団によっても変わっている。

過去がこうだった、前にこうした、こうするように習った、と言っても、今は違うとか、そんな昔の話をしてどうするの? 
と言われることだっていっぱいある。

そう考えると、現実に合わない事は無理にしない方が良いのでは?
自分の心と体が拒否反応を起こすモノや場からは距離をおいてもいいのでは?
ただ、その選択をした結果には、自己責任という覚悟は要ると思う。

自己抑制も時には必要だが、自分への禁止項目を自分で勝手に増やし続けてどうするの?
自分の道は自分で決め良い時がたくさんあるはず。

それに記憶や過去に縛られると、無意識のうちに頑固になっているでしょう。
こだわりを少なくし、柔軟に、自由度が高い生き方があってもいいのでは?

特に人生を折り返し、年齢を重ねることは、何事も味わい深くなっていくことだから、自分の味覚を素直に信じてもいいと思うこの頃。
美味しいと思うのも自分、まずいと思うのも自分。
自分が美味しいと思うものを選んで、その美味しさを感じる小さな幸せもいいのでは?

[ 更新:2018-02-06 12:48:06 ]

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