誰もが自分の誕生日や家族の誕生日を記憶し、何らかのお祝いやイベントをされますでしょう。
では、会社の創業記念日はいつで、どのようなことが行われているでしょうか?
会社の創業から現在までの語り部は、社内に何人いますか?
創業当時の景色や社内の様子は、今と全く異なるはずです。
今に至る道のりだって、大きな浮き沈みを何度も体験したはずです。苦労もたくさんあったと思います。
そんな会社の歴史を、次世代にも伝える必要性はありませんか?
自分おの社の歴史を語る、現在の成り立ちを知る、部門や商品の変遷を知る人が多い組織と、過去と現在が遮断されている組織とでは、どんな違いが起きるでしょうか?
私の学ぶ創造経営では「創業の精神の理解」と表現しています。
過去があって今がある、親があって自分がある、先人の努力があって今の会社に至っているという、成功と失敗の経験を学び、未体験の事を疑似体験しながら、不必要な同じ失敗をしない、先人と同じ努力をしたなら乗り越えられないものはないと信じていくパワーは大きな財産と言えます。
創業者は「創業の精神の理解」は100%ですが、代を重ね、過去を知らぬ社員が増えて行くに従い、歴史を継承する工夫が必要です。
過去に生きる等意味ではなく、未来を切り拓くうえで、「創業の精神の理解」が大きな力になる場面もありますよ!ということをお伝えしたいだけです。
[ 更新:2018-02-06 12:46:35 ]