企業を成長軌道に乗せようとする時期の場面です。
・新しい時代に生きるためには、まず新しい情報をつかまねばならぬ。とにかく勉強だ。→これは現在でも全く同じですね!
・他の会社のように食っていける仕事がないだけに、懸命に勉強し、新しい何かをつくり出そうともがいた。→創業経営者にはこのような経験をお持ちの方が多いです。
・ある程度の市場予測はできても、最後は賭けるより仕方がない。→市場予測ができない経営者やしない経営者のところは、成長軌道に乗らないだけでなく、安定黒字にもならないですね。「最後は賭けるより仕方がない」中小企業が飛躍するには、何度かこの決断の場面があるというのは、事業規模の拡大に成功した経営者の共通意見です。
・人間は組織(企業)に支配されると同時に組織(企業)をつくる。→事業規模が拡大していくと、こうなっていくのでしょうね・・・
城山三郎「男たちの経営」は昭和45年の作品 私の持っているのは角川文庫です。
[ 更新:2017-11-04 16:25:04 ]