創業期の花王がモデルとはいえ、どこまでが実際か創作か?
・「外部の人間をドシドシ起用する」ことは、どしどし人間を淘汰することである。人間を容赦なく肥料にして、企業が成長することである。→これはやられては、社員はたまらないと思う。
・物には日の当たる部分があれば、陰となる部分もある。→これは納得!
・二代目富郎は「特別の育ち方をしたので、いわゆる下情に暗かった。また、若かったせいもあって、サラリーマンにとっての地位、報酬、仲間との関係などといったものが、どれほど大事かぴんと来なかった。」→こういう二代目や三代目は今でも見かけることはありますね。
・経営はソロバンではない。思いきって大胆に人間を使うべきだ。その人間の最高のところを使うべきだ。→創業者の急成長期ではあり得ますね。
・個性をどう生かすか、如何に社会に結びつけるかといふ、個性を統合する組織力→組織力というより個性を統合させるトップの統率力なのでしょうね。
・絶えず人をとり代えてきたように、思想もまたをとり代える。この時代にふさわしい精神を社内を統一するために「神意」を背景にすればトップは絶対者になる。社内からの批判をはねつけることができる。→ここまでとなると、私はこの会社にいられないと思う・・・
[ 更新:2017-11-03 10:44:33 ]