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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

MICC 佐藤茂則先生の「今さら聞けない人材育成」 その3

◇表の履歴は外面(そとづら)、就職してから大事なのは裏の心の履歴、内面(うちづら)が大事◇

苫小牧の吉見経営ゼミでは、次のように扱わせていただきました。
まず吉見から参加者への質問は「皆さんは、外面と内面、どちらがいいと言われていますか?」
皆さん、一瞬絶句!
「皆さんの会社の人は、外面と内面のギャップが大きい人が多いですか? あまり変わらない人が多いですか?」と続けると、安心したような表情に変わりました。
ここで、外面と内面のギャップが大きい人への対処法や、過去の体験を発表しあいました。皆様本当にいろいろな体験をお持ちです(笑い)。
私の亡き父は家族から見ると外面がとてもよく、家庭内では全員が父の表情(顔色)を常にうかがう毎日でした。

佐藤先生の言われる「外面と内面」とは、表の履歴と裏の心の履歴の意味とされますから、少し使い方が違いますね。

佐藤先生は、「就職してから大事なのは裏の心の履歴、内面(うちづら)が大事」とされますが、それはなぜか? なんとなれば「そこに、その人材のモノの見方や価値観が刷り込まれているからだ。」と説明されるのです。
いかがでしょうか?

では、それをどうしたら読み取れるか。佐藤先生は社内研修で以下のように整理してもらうと良いだろうと指導されます。
幼少期から学生時代まで、5年刻みで次のことを書き出す!
一つ目
影響受けた出来事、影響受けた人、その人の言葉→今も記憶に残るということは、それが毛強く影響を受けたということですね。
二つ目
 自分がやったことで、うまくいったこと、嬉しかったこと、悔しかったことや失敗挫折経験。その時、何を感じたか。
→最近の私は、過去のことは思い出さないようにしているのですが・・・思い出すと恥ずかしさと反省しきりとなります。
三つ目
 迷惑心配かけたこと。それは、誰に対しどんなことか、その時学んだことはないか。
四つ目
 感謝している人。 それは誰で、なぜか
五つ目 夢を抱いた内容とその理由
佐藤先生は、「こんなことを書いて整理するだけでその人の心の概要を把握することができる」とされます。

「何かフォーマットはありますか?」と質問がありましたが、経ゼミの場ですから「自由書式でいいでしょう」で終わり。
今ふと思い出したのですが、このアプローチって「内観法」みたいな感じがしませんか?

[ 更新:2017-10-18 09:18:02 ]

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