佐藤先生は時間の関係で、この詳しい説明を省かれました。そこで、吉見が勝手に解釈してみました。佐藤先生、ごめんなさい。
〇必要原則(親指の原則)
自分に必要であれば受け止めて記憶する。自分に必要がなければ受け流し、記憶の外に置く。問題が起きた時に必要なのは、解決法とその可能性。
あなたが悩んでいる問題は本当にあなたの問題だろうか。その問題を放置した場合に困るのは誰なのかを冷静に考えてみると、自分に必要のない問題も悩みも減らせる。
〇関係原則(人差指の原則)
幸せの三要素は 自分自身が好きかどうか。よい人間関係を持っているかどうか。一生付き合いが続く自分を嫌ってどうするのか、どんな自分でも好きになろう!
良い関係性では、「信用」できる人よりも自分が「信頼」する人を増やす。「信頼」とは親子関係のように裏付けも担保もなく相手を信じることであり頼ること(時には甘えること)。自分から信頼する人との関係性を大事にすればいい。その人数は少なくてもいい。
〇目標原則(中指の原則)
これから重要な問いは「どこから来た」ではなくて「自分はどこへ行く」である。
人は過去に縛られていても、そのしばりは自分でほどくことができる。自分の描く未来が自分を導く。過去の出来事は「解説(説明)」になってもこれからの「解決」にはならない。
〇 家族関係(薬指の原則)
子供は感情でしか大人を支配できない。大人になってからも感情を使って人を動かそうとするのは、幼稚である。自分がどんな能力をもって生まれたかは、大人となった自分には大した問題ではない。本当に重要なのは、与えられた能力をどう使うかである。「親子仲良く、夫婦仲良く」の流れにあると、不思議と運に恵まれる。
〇 趣味や休みの時間の過ごし方(小指の原則)
自分の好きな趣味ならすべて自分の意志で決め、心から楽しむことができる。自分が好きで長くやり続けることによって、その趣味に関する知識、技能、技術が高まれば、さらに深い喜びがあるでしょう。気晴らしは、憂さ晴らし。心をリフレッシュして戻ること。自分の好きな趣味に没頭すれば、ストレスなど吹っ飛ぶでしょう。
[ 更新:2017-09-23 13:36:49 ]