13日の学びのご紹介(1回目)
まずは導入部分
・昔はハードリーダーシップが当たり前だったけど、今はソフトリーダーシップの時代。
いかがでしょうか? なんとなくわかった感じはしますね。
でもその前に、自分なりにハードリーダーシップとソフトリーダーシップの定義をしておいた方がいいかもしれません。
次は「話すと聴く」
「話す」とは、自分の言葉にすること。相手に向かって語ることであり、お互いが語り合うこと。
「聴く」とは、自分から注意深く声を感じること。感じるものは、相手の願い。仕事の場面では、要求や命令もあるでしょう。
佐藤先生のさりげない投げかけは、「意外と聞き流していませんか?」ドキッとしますね。
私も聞き流されて無反応、無視で返されるとかなりの苦痛です。
忙しくて余裕がないのかもしれませんが、まったく反応がないと何も分からないものです。
問いかけや投げかけにず~っと無反応。これに虚しさを感じるのは、私だけでしょうか?
さらにに佐藤先生は「何を聴きますか?」
聴くものは、事実から始まり、その背後にある気持ちまで聴くこと。
最も望ましいのは、その奥にある願望や欲求まで掘り下げられるかどうか?
「聴く」と言ってもここまでとなると、本当に奥が深~いものですね。
続いて本論に入る前に「社員への指導の順番」です。
「指導」とは、ある目的に向かって、教え導くことですから、指導者が「何を目的とするか」が大事です。
目的があいまいなまま指導しては、指導される方も曖昧となり、めまいがするかもしれません(笑い)。
佐藤先生の第一順位は「一般常識」の指導とされます。
一般常識とは、普通の人たちが持つべき(あるはすでに持っている)共通の知識や判断力ですが、この普通(フツー)が最近曲者となっていますね。だからこそ、第一順位とされたのでしょう。
第二順位は「専門知識」
職種やその業界における職務知識や職務スキルのことですね。この質(レベル)が不十分ではクレームの元となってしまいます。クレームに至らないまでも、リピートの期待はできない事でしょう。
第三順位は、その上で我が社における「働き方」「役割」「責任」を教えるとされました。
「我が社」が頭につくことがポイントですね。
確かにベテランの働き方にバラツキがあっては困ります。
期待した役割、役目が果たされないと、誰かが(多くは上位者)が帳尻を合わせなくてはなりません。
責任とは自分の任務の全う。自分がやったことにも、自分がやらなかったことにも、責めを負うこと(結果責任を果たす)ですが、役職者の無責任や責任放棄が目に付く昨今になっているようにも感じます。
佐藤先生らしいさらなるご指摘は、「指導対象者の個々人の特性にまで目を向けて」指導することとまとめたこと。
一段と厳しいご指摘は、個々人の特性には「生まれや育ち」も含めて目を向けなさいというものでした。
確かに「今」に目を向けても、過去から現在までの「生まれや育ち」までは、なかなか目がいかないものです。
[ 更新:2017-09-19 15:30:48 ]