人に嫌われると運は落ちていく。あんな人にはなるな、ああはなりたくないね、あの人さえいなければ・・・と言われると、最悪ではないでしょうか。
いくら優秀であっても、いくら優れた技術を持っていても、人に嫌われてはそれを役立てる場が与えられないでしょう。
いつの時代も、変わり者もいるし、偏屈な人もいるし、頑固な人だっている。それを誇り(自分の個性)として自慢する人もいる。
時にその自己主張は、傍目には面白く感じないでもないが、世間を見下し、その反動で自分を高めようとする心理であり、自己満足にはなるだろうが、関わる人を一緒に良くする作用は働かないでしょうね。
世間は自分に悪影響が及ぶとなると、変わり者は困り者として無視するか、場合にによっては排除しようとするものです。これも人や組織の自己保存本能の表れといえます。
金持ち喧嘩せずということわざがありますが、これは喧嘩ばかりしていたら金持ちにはなれないという教えでもあるそうです。
そうは言っても、軽薄な八方美人ではお調子者として信頼されないでしょう。
人生を折り返したなら、関わる人の自分への評価が、回復服不能とならぬうちに、取り返しのつかないこととならぬうちに、大人として、一人前の社会人として気を引き締め、目配り、気配りを心がけ、油断大敵、気を抜かぬようにしませんか。
[ 更新:2017-09-04 15:29:39 ]