部下を教育指導する場合、相手の能力や進捗度に合わせて訓練しないと、空回りに終わりますよ。私の失敗経験から、そう思います。
年齢に関係なく、上から目線で意見をされると嫌なものでしょう。特に自分の言動を修正することを求められると、心穏やかでいられないのが普通の人です。上下関係もないのに、恩着せがましく言われると、思わず反発するでしょう。
人を動かすということは、理屈だけでいつもうまくいくとは限りません。
かといって、理屈で筋を通せなければ頼りないとか、何か不安となります。
固く言うと、情と理のバランスとなるのでしょうが、これが本当に難しい。私の若い時は、理屈に走ってばかりで、情で動かすなど全くできませんでした。
それから、忙しい時ほど丁寧に説明することですね。忙しい時は気が急いていますから、言葉も態度も荒くなり、無意識なのですが乱暴になりがちです。時には横柄な振る舞いとなる事だってあるでしょう。
期待通りに事が運ばないと、確かにガッカリ(失望)します。これが繰り返されると、不機嫌になり、ふてくされる人もいます。相手を攻める人も出てきます。
これでは、相手に受け容れてもらえません。
こうなった時ほど、一呼吸おいて、心を込めて言葉を選んで向き合って見て下さい。今までと、何かが変わっていきますよ。
でも、自分から師を持つ)(指導を請う)となると、自ら生徒となることを志願することですよね。
この人から素直に、謙虚に学ぶという姿勢が、自分の成長への道を拓いていくものです。
[ 更新:2017-09-04 08:19:45 ]