コンサルで社員面接をさせてもらうと、皆さん「自分は頑張ている!」とおっしゃいます。そんな社員達に恵まれながら、なぜ社長は外部のコンサルに仕事を頼むのでしょうか?
まずお聞きします。
あなたの日々の仕事の中身が、上司や同僚が見える状態になっていますか?
あなたが急な病気や大怪我で長期欠勤となるとき、あなたの仕事は誰かが代替できるようになっていますか?
想定外の時は、まったく同じレベルで代替出来なくてもいいのです。
少々時間がかかろうとも、一次的に若干質が落ちても、仕事が止まることなく、顧客にサービスの提供が続けられるといいのです。
あなたの役割と責任は明確になっていますか?
あなたは、その役割を果たし、何時もとるべき責任は取っていると、胸を張って言えますか?
社員(特に幹部社員)が自分の役割を果たし、取るべき責任を自覚し、責任をとろうとしていたら、経営者は悩みが少ないものです。
障害があって果たせない理由があるなら、その問題点を明らかにして、関わりのある人を巻き込んで、一緒に解決することでお互いの現場力が高まって行きます。
「早く解決してくれ!」とせっかく顔を出してくれた問題ですから、遠慮なんかしないで、周りの人(上司でも社長でも)を引っ張り込んで、どんどん解決しましょう!
学んだことは、いち早く仕事に活かそうとしていますか?
上司からの指示命令は、優先順位を上げて、即対応していますか?
中間報告や経過報告を欠かさずに行っていますか?
連絡・報告・相談のない社員の仕事には、上司やトップは不安を感じるものです。
「もう報告はいらんから、勝手にやっていていい」と言われても、「念のための報告をします!」という社員が一番安心で、嬉しいものなのです。
[ 更新:2017-08-19 16:59:50 ]