管理者の無責任な行動をあげてみます。全部当てはまる人はいないでしょうが、まったく当てはまらない人もいないかもしれません。それが人間なのでしょうね。
部下を指導しない(指導しているようでも「何のために」という目的を教えないと、作業員レベルになります)
部下を伸ばすために叱ることがない(部下を伸ばすという発想の無い人もいますし、部下に伸びてもらっては困る人もいます。怒ることはできても指導の意味で叱れない人もいます)
部下の手柄を横取りする(横取りした上に部下をつぶす人もいます)
部下をかばわない(部下は守ってもらえるから安心して失敗ができ、頑張れるもの)
上からの方針を下に伝えない(自分が受け入れていないから下に流さないので、この状態はかなりの問題です)
部下の業務をまとめて上に報告のうえ指示を求めることをしない(これは上層部の無関心にも原因はあります)
部下を褒めることを知らない(褒めないまでも、部下の長所や魅力を押さえておいて欲しいのです)
教えない(教えることで自分の知識や理解力の再確認ができます)
研究しない努力しない(これでは競争他社との差が広がる一方ですから顧客にそっぽを向かれる原因となります)
自己感情で叱る、怒鳴る、当り散らす(パワハラ上司は今は許されない時代です)
みてやらない(部下への無関心は部下の成長の阻害要因です)
原価意識が薄い(原価が分からない、原価計算ができない人がいます)
会社の方針の理解に務めない(この態度では肩書を与えたこと自体が間違いです)
生産性の向上は、企業を構成する個人レベルで積み重ねて果たさなければ解決できない問題です。
組織は個々人の集合体ですから、個々人のレベルアップに取り組まない管理者は、早く肩書を返上するか、出て行って欲しいものです。
[ 更新:2017-08-06 10:52:55 ]