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高収益企業になるために

特別な方法や、画期的な方法はないですね。

あるお客様企業で、幹部会議の時に配られた情報資料を読んでいて、「高収益企業になるために」」なすべきとは、やっぱり特別な方法や、画期的な方法はないですね。

まず第一に、顧客視点で高単価が当然と受け止められる商品を持ち、その商品を買えるお客を開発してリーピーターにする営業力がある。
実務では、商品開発が先行すると、売り上げが追いつくまで中小企業は苦しいですね。
その商品を買えるお客を開発をしながら、商品開発をするといいと思いますが、どうでしょう?
理想は、顧客の声をリサーチしながらの商品開発をし、できたら買ってくれますか?とアナウンスし続けることと思います。
中小企業で価格競争や薄利多売ばっかりでは、残念ながら高収益企業にはなれないでしょう。

次は、社員の生産性が高く、一人当たりの売上高が多いこと。
理屈はこの通りですが、私の体験では、1単位当たりの単価の高い商品を扱い、利益率も高くないと、社員さんの頑張りだけでは実現は難しいのが現実です。効率化や合理化の追求と、ミスクレームのゼロ目標は必要ですが、生産性の改善だけではローカルの中小企業は高収益体質になりにくいのではないでしょうか。

三つめが、社内の情報化(IT化)が進み、営業マンも事務員も、常に生産性と受注確率を高める努力をしている。
この事例となるお客様企業は実際にあります。1社あたりの月平均客単価は低いのですが、高い粗利率を維持しています。常に新規開拓情報を社内で共有していることも強みです。その努力の結果、減収局面でも増益決算を続けています。

[ 更新:2017-07-24 15:28:30 ]

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