報告・連絡・相談の略語。あなたの職場では、必要十分なホー・レン・ソウが行われていますか?
以下は、これまでの経験から思うことです。
「報告」とは知らせること。
では、何を知らせるのか? 報告する内容は、相手が知りたがっていることや、知ることによって役に立つであろうこと。
部下にただ「報告しなさい」と言って、報告の目的や意義や価値(上司の立場での必要性)が伝わっていないと、部下の経験と立場で取捨選択されるから、多くのことが報告する必要がないものになって行くでしょう。
「連絡」とは、情報が繋がることであり、情報共有によって組織の関係性を保つこと。
人と繋がろうとせず、関係性を煩わしいと思う人から、自発的な連絡はないのが普通です。
だから、その人から周囲へ連絡が広がること(情報の拡散)もないでしょう(そこで断ち切られる)。
「相談」とは、話し合うこと。
何らかの意図や目的があるから話し合う。意図や目的を共有する意思がないと、話し合いにならないし、長い時間をかけて話し合っても、期待する合意にも至らないでしょう。
[ 更新:2017-07-16 13:49:40 ]