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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

愚痴や言い訳

愚痴や言い訳でいくら頑張っても、問題解決はできないですよね。

何かあると教えをいただく、石巻市K社のT会長は、
「愚痴で経営が良くなるなら、山ほど愚痴を言えばいい。」
「条件が整わないというなら、ずっと待っていればいい」
「まだ時期が早いというなら、待ちたいだけ待てばいい」
「泣いて物事が良くなるなら、ずっと泣いていればいい」
と言われます。

震災復興に早く道筋をつけた人たちは、すぐ目の前にあることで、自分ができることを、ただただ黙々とこなしていった人たちだったそうです。
そのような人達には、次の仕事の依頼が途切れず、今に至ったと言われます。

「待って様子を見る」「保険や補償が決まってから」「身辺整理がすんでから」というように、条件付けをして行動を起こさなかった人たちには、震災後から一歩も前進しないままの今があるとも言われます。

これには少し誇張はあるでしょうが、「まず行動する、できることをする、できるものやあるものででする」から「支援の輪が広がって、そのような人たちのもとに色々なものが集まってきた」というのは事実だったそうです。

大きな問題を起こしても、回復不可能な失敗をしても、本人が深く反省し、悔い改めてるならその時点ではもう「善人」です。
ただし、いつまでも反省ばかりしていると、行動が消極的になったり臆病になります。
ここがいけない、あそこもいけないなどと、常に考えていると、気後れして手も足も動かなくなります。

7月ももう、最後の1週間となります。
どんな行動を積み重ねて今月を終えるか、もうひと頑張りしましょう!

[ 更新:2017-07-24 15:22:47 ]

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