これまでの数年(5~7年)を振り返って、伸びている会社と縮んでいる会社には、次のような違いがあるように思う。
・チャンスとの向き合い方
伸びている会社は、いつもチャンスを探している。チャンスを逃したときは悔しがり、次はもっと上手くやろうとしている。
縮んでいる会社では、チャンスに気づかないところが多いし、気づいても反応が遅いか、無理はしたくないし面倒なこともしたくないという反応をする。
・外に出る
伸びている会社では、外に出ること、多くの人に会うことに積極的。会社の外に出ること、市外に出ること、道外に出ることを楽しみとし、喜んでいる。移動の広がりは、情報量の新たな広がりに通じるととらえている。
縮んでいる会社では、外に出たがらないし、本州にも行きたがらない。新たな人にも会いたがらない。
・見えないところ
伸びている会社では、見えないところにまでこだわっている。
社員もお客様に見えないところでの努力を欠かさない。
上司がいてもいなくても、働き方は変わらない。
縮んでいる会社では、見えないところには手間暇かけない。
自分から進んで勉強しない。研修にも、「費用をかけてもらった分が無駄になるから行かない」と言う。
上司が居る時と居ない時の仕事振りが違う。
・自分が不在の時、休んだ時
伸びている会社では、自分が居ない時の仕事や職場の雰囲気を気にし、自分が休んだ時の職場仲間への感謝とねぎらいを当然とする。
縮んでいる会社では、自分が居ない時の仕事に無関心で、自分が休むのは権利の行使だから職場仲間への感謝とねぎらいは不要とする。
・自分の責任ではない問題が起きた時
伸びている会社では、すぐに責任者への連絡を取ると同時に、上司の指示がなくとも、担当部署が違っても、今居る人間で出来ることをやってしまう。
縮んでいる会社では、担当責任者の指示命令があるまで問題は放置される。
このように見ていくと、社員の質の違いもよく分かるし、これからの成長の可能性も分かりますね。
[ 更新:2017-07-05 15:42:16 ]