ギャップがあるのが普通のこと
理想とは、最高あるいは最上と考えられるものやその状態のこと。
現実とは、今実際のここにある事実としての状態。現実は常に動いているし、変化している。
現実の認識が変われば、理想とする最高のものも変わるし、最上とするものも変わっていく。
自分個人に限定するなら、理想は固定化できるかもしれないが、社会の多数の人の感じる現実は多種多様。
だから理想も多種多様となる。
そう考えると、理想と現実は、常にギャップがあるのが普通のこととすると、振り回されにくくなる。
意思決定とは選択のことでもある。
買うものを選ぶのも自分の意思、職業の選択も自分の意思、結婚も自分の意思。
時々、選択肢がなかったとか、選択の自由がなかったといわれるけれど、選択肢を増やさなかったのも、選択の自由を貫かなかったのも自分の意思。
確かに、積極的選択、消極的選択、不可避的選択はあるだろうけれど、その時自分が選んだことは事実。
不本意であるなら、再選択するといいだけ。やり直すといいだけ。
状況が変わったのに、再選択もせず、やり直しもしないということは、追認したことだから、自分で肯定したこと。
確かに選択する力をつける、意思の力をつけるには、時間のかかることが多い。
実際に力をつける時間には個人差も大きい。でも成長速度に個人差はあるのが当たり前。
自分が真剣に取り組んでいれば、長い目で見てマイナスはない。
自分を見守ってくれる人も、自分を大切にしてくれる人も、身近にいるもの。
辛いことでも、続けていると、体も心もある程度は慣れていく。
毎日が自分にとって少しでも良くなるように頑張ろう!
[ 更新:2017-07-04 07:57:05 ]