心がこもり、血が通い、経営実態とイコールになっていますか?
昨日の夕方から札幌は雨。今朝も降っています。
気温はやや低め、窓を開けていると、ヒンヤリした風が入ります。
前に、新車セールス時代に、朝礼で唱和していた内容を書きました。
一つ、規律を守り礼儀を正しくしよう
一つ、その日の仕事はその日のうちに
一つ、不平や怠慢は我らの敵だ
一つ、全員セールスマンとなって商魂に徹しよう
ここまではすぐに思い出せたのですが、確かもう一つあったはず・・・
全部で五つだったはず・・・
もう一つなんだっただろう・・・
思い出せない・・・
何故だろう?
やっと思い出しました。
最後は「顧客には最善のサービスを尽くそう!」でした。
余りに当たり前、商人としては本当に当たり前の言葉です。
この言葉が私の記憶から消えた理由・・・
若いセールスマンの目から見て、顧客に最善のサービスを尽くさない会社であり、自分の利益優先の管理者や先輩が多かったから。
確かに新車の営業の世界は「自分の売上最優先」でしょう。
自分とは、一個人のセールスであり、自分の担当セクションであり、支店実績。
顧客とのかけひきはあって当り前。
値引き枠があっても、顧客が求めなければ使わない。
アフタフォローのないセールス、裏付けのない口約束のセールス等々。転勤もある訳だから、5年後よりも今が大事!
良心的な人もいたけれど少数派、大多数は売り、売り、売り。
約40年前の新車販売、それも昭和の時代。今振り返ると、仕方なかったか・・・とは思える。
でも、こころの伴わぬ言葉や、経営実態の伴わない言葉は、いくら毎日唱和しても、一社員の仕事の形にはなっていかない。
これは今も同じと思う。
[ 更新:2017-07-04 06:38:49 ]