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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

もし建設業関連のお仕事で、次の症状が複数あれば要注意!

吉見が思うに、これがベテランといわれる立場の人の仕事では「利益が出なくても良い」(結果無責任)という仕事ぶりですね。これでは、社長の悩みは尽きないと思います。

・積算(実行予算)管理をタイムリーに(管理のタイミングの例:見積もり時→受注時→施工時→完成時)していない。
・会社としての「意思統一(理解+納得)された原価積算のルール」がない。 あっても運用されていない。
・会社の標準粗利率の規定がない。 あっても厳守させる仕組みがない。
・工程管理表をちゃんと作成し、進捗確認ができていない。担当任せ。 あっても、途中で漏れや抜けがあり、工程管理表の役目を果たしていない。
・常用大工、左官などの下請けの投入スケジュール、実際の投入時期と必要人工数が適切に把握されてない。よって、行き当たりばったりとなって、納期が遅れることが多い。だから苦情も多いし、コストもかさむ。→原価見積り時点の計画納期どおりに出来上がらない。
・営業の話が工務(現場担当者)へ伝わっていない。その逆も伝わらない。忙しさを理由に、 話さない、聞かない、伝えない→信用できないから言っても無駄という悪循環にはまっている。
・相見積もりの場合、利益度外視でもやる(戦う)、儲からないのは絶対やらない(降りる)のルールがない。
・下請け会社の仕事ぶり(品質)を会社レベルで管理していない。業務担当者任せ。 →その時の下請けの技量で工事品質が大きく左右される。
・当初積算外の追加工事の請求や清算がちゃんとできない。細かな請求漏れ(現場では善意?サービス=無償工事)がある。
・こんなわけで、常に残工事(あれをやっていない、これはいつやっていくれる?)やクレームがでる。

現実には社歴のある会社では、これらが多数当てはまるところはありません。
だって、いくつもあったら、次の仕事が来ませんからね。

[ 更新:2017-06-28 08:31:01 ]

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