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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

年間での粗利益金額の確保(必達!)

今日は「粗利益金額の計画未達は、安易に見逃して、この次に頑張ろう!で済ませないで下さいね」というお願いです。

決算時点で未達成になることに驚いて、慌てて振り返る会社があります。
ある日突然に、計画が未達成ということはありません。
途中から月次予算が未達成になっている、あるいは予算割れとなる予兆が必ずあるものです。

どうしてこうなる?と思って振り返ると、なりゆき任せ(放任)、担当者任せで実質的に管理放棄だったという会社が多くあります。
「担当者を信頼していた!」という説明を受けることがありますが、「予算未達成という結果が、あなたの信頼の結果ですか? 」と言いたくなります。
売上1億の会社で、粗利を1%落とすと、100万の利益が吹っ飛びます。 逆に1%粗利が増えると、100万円が増益になります。  (100円に1円が大事!ということです)
このように手にする100万という金額は、有効な経費に使うなら、本当にいろいろなことができます。

現実には1%どころではなく、 3%~5%の予定よりマイナスというのもかなりあります。
年商1億円の建設業ならば、3%は300万です。
300万あれば、  
・新人の採用ができます。パートも補充できます。
・社員の期末賞与の原資や社員の福利厚生ににつかえます。
・我慢していた車両の頭金や、作業用機械や事務機器の買換えに役に使えません?

一生懸命経費削減し、役員報酬も減らし、 つめの先を灯をともすような努力をしていても、 本業の利益を簡単に落として、その努力がパーになっていることに鈍感でいいのでしょうか?
管理職社員が、自分の仕事の結果に他人事(無責任)とさせてはいけないと思うのですが・・・

[ 更新:2017-06-26 13:26:24 ]

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