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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

小説からも経営管理のヒントが得られます

今年は意識して、小説を読む時間を増やしています。

その分、ビジネス雑誌を買うのも、読むのも減らしています。
小説もビジネス誌も、良さが全く違うので、自分の必要性や好みに応じて読み分けるといいと思います。
私の場合、小説は自分の楽しみと割り切って読むときもあれば、この小説から仕事に使えそうな何かがないか?
と思いつつページをめくることも多々あります。

今月読み終えた本に、半藤一利著「真珠湾の日」があります。
次の表現はビジネスに使えると思い手帳に書き留めました。

・外交には、水が方円に従うような知恵と、寛容と、融通無碍とが大事であると考える。
→「外交」を「営業」とか「利害関係者との関係性」と読み替えるといいでしょう。

・適切な情報の不足が、予測不能の事態を生むこともある。→これはその通りで、経営実務者である私たちの戒めといましょう。
情報の不足どころか、情報の遮断をしてしまったり、情報音痴となっては最悪です。

・脈絡のない大量の情報の中にヒントが混じっているととらえるか、それを警告(リスク)と受け止めるかは別のこと。
→これはクールで見事な表現と思いました。

・仮に警告(リスク)ととらえても、それに従って行動するかどうかも別のこと。
→人間とはこのようなものと受け止めて、経営者である自分の意思決定と部下の対応行動を見つめると有効ですね。

[ 更新:2017-05-29 12:19:17 ]

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