まずは本業を掘り下げ、我社の固有技術や強みを徹底して活かし、取引先との関係性をとことん深めて行こう!
ただ闇雲に頑張っても、無駄が多くなる。まずは足元を見よう。
自社業界はこれからどのように変化するのか? 今後想定される変化の本質を見極めてみよう。それが外れてもいい。自分の頭で考え抜くことが大事。
右肩上がりの成長が続くなら恵まれているが、それは少数派。急成長する市場は急降下することが多いので要注意。
多くは少子高齢化の進む中で縮小を続ける市場の中にいる。その縮む市場に他業界、他業種からの参入もあり、競争は激しくなっている。
そこで、クレームが減らないとか、や品質への不満が増えると、その会社は致命傷となる。もっと良いものを求めて顧客は競合他社へ流れるだろうし、競合他社は弱った会社を潰しに来ることもある。
次にSWOT分析をやり直してみること。自社の今の弱みは、ずっと弱くて簡単に強くならないから現在の弱みとなっている。中小企業は、あまりにそこにこだわってはいけない。
優先するのは自社の強み(商品力や固有技術)の再確認と再評価。ここをさらに磨きをかけて、こだわって伸ばし、重点は継続利用客の満足。その上で新規開拓もにしっかり行うといい。
新規開拓に目も心も行っていないところはじり貧になるし、ヘビーユーザーの心変りがあると、売上は急落するので要注意。
最後に、年齢に関係なくトップとそのパートナー(補完者や後継予定者)が先頭に立って、行動見本を示すこと。
行動見本とは、こうやるから君もやって見てと示すこと。このようにみんなで一緒にやろうと、社員を引き込むこと。嫌がっても巻き込むこと。
中小企業はトップ層の言動一致は最低条件。無言実行では若い年齢層の組織には広がらない。
有言不実行、言うだけ言ってあとは任せたではトップの無責任。
社員は、聞いていないようで聴いているし、見ていないようでしっかり観ているもの。
社員はトップの言葉が本物か、真剣か、トップの日々の行動で見極めているものですよ。
[ 更新:2017-05-12 07:59:12 ]