自立して、自力で生計を立てるというのは、かなり大変です
自立することに怖れを感じると、何かにつけて許可を求めるようになります。
許可を求め続けていくうちに、服従しようとする心の占める割合が大きくなります。
態度も、おどおどしがちとなり、声も小さく、自信なさげになります。
こうなると、物事をズバッということはできなくなるでしょう。
誰かの支えや、同情を求め、弱い自分、能力の劣ると思い込む自分を正当化していきます。
これで固まってしまうと、自立に向かっての軌道修正にはかなり時間がかかってしまうでしょう。
人は変わりにくいものですから、固まってしなうと尚更変わりにくくなってしまいます。
でも、世のというのは障害もあるし、予定外のことも普通に起きるものです。
その度にびくびくしても始まりません。これらを自力で、時には人の手を借りながら、乗り越えていくことが自立することです。
大人の年齢になったら、「私は自立する」「自立できる」と自分に言い聞かせ、自分の人生をつくるのは自分だとして、受け身の姿勢を改めていきましょう。それが自我の確立と自己肯定感を強めて行きます。
[ 更新:2017-03-24 08:28:44 ]