赤字が続き、経営支援をしても中々良くならない人の口癖を拾ってみました
・「良いものは黙っていても売れる」「今まで長く売れてきた」と売上減少でも安心している。「いくら良いものでも、積極的にアナウンスしないと売れない」のが今の時代で、「今まで長く売れてきたという事が不自然で、その反動で急に売れなくなる」と思うべきなのが今の時代の現実ではないだろうか。
・「高い給料は出せないと言って、人を安く使う」のは確かに現実的にはそうだけでど、「高い給料を払おうとする努力や姿勢や言葉のない会社」に、優秀な人がいつまでも居ないだろうし、能力のある人も入ってこないのが現実ではないだろうか。
・「支払いは延ばす方が得」だ、「俺は客だからなるべく値切ろう」と工夫をしても、相手は苦痛で嫌な体験を積み重ねているから、チャンスがあれば逃げよう、手を切ろうと準備しているものが現実ではないだろうか。
・「新しい機械は高い」と「コンピュータ制御機械は扱いが難しい」と言って、人手を使おうとするけれど、新しい機器の合理化や操業度の高さ、安全性や社員への負担感の減少を天秤にかけられない人のところには、若い人ほど入社しないのではないでしょうか。
・「最近、お客様は我がまま過ぎる」とか「昔は良かった」というけれど、時代が変わり、豊かさも変わり、購買体験の質と量の差は昔のお客様と今のお客様では大違い。そこに目が行かないから商売は右肩下がりが止まらない。
・「そんなことはできない、できるわけがない」と決めつけて改善しない。「じゃあ、何ができるんですか、何ならやるんですか?」と聞くとそっぽを向く。やれやれ・・・と思う瞬間です。
[ 更新:2017-03-07 13:33:14 ]