創造経営コンサルタント吉見 - head

経営コンサルタント吉見からのお知らせ

経営ゼミで触れたこと(その3)

社員の対応力、取り能力を把握していますか?

もう一つ、21日の経営ゼミで確認したことです。
「受注量に対する自社の対応力、処理能力」を的確に把握しているかどうかです。
分かりやすく言うと、飲食店であれば埋まる客席数と、オーダーに対応する調理能力とのバランスといってもいでしょう。
満席で繁盛しているようでも、頼んだ料理がなかなか出てこないとか、いつまで待ってもできてこないとなっては、顧客満足からは遠くなります。
仲間数人で一緒に行って、誰かの頼んだものだけ、延々と待たされるのも嫌なものです。
閑散期の少ない来店客にスタッフが慣れてしまい、混みあった時に右往左往するようであれば、これも顧客満足からは遠くなります。
また、建設業ですと、受注時期と施工時期にタイムラグがあるので、施工時期に現場が重なり、職人や技術者の手配できずに工期遅れとなるとか、社内スタッフでの対応ができず外注先に無理を言って応援を頼み、原価高となって採算割れとなるなどの問題が起きては困りものです。
売上を追うのは必要なのですが、提供する商品やサービスの質を落とさず、加えて利益も確保するのがマネンジメントです。
売上は大事ですが、利益はもっと大事、回収(現金化)はさらに大事です。
自社の現在の実力と対応力を社員別に把握し、社員のレベルアップが必要であればトップ主導でレベルアップに結び付くトレーニングも欠かせないことを一緒に学びました。

[ 更新:2017-02-28 11:10:50 ]

その他の記事
記事のインデックスに戻る
ページのトップへ
創造経営コンサルタント吉見 - foot