現在・過去・未来のバランスは取る方がよいのか、どこかに思い切ってウエイトを置く方がよいのか、迷います。
例えばクレームを受けたときは、原因究明(なぜ起きたか?)・現状処理(今この場でどこまで対処できるか?)・再発防止(将来の予防や類似クレームの拡散防止)などの対策を、ほぼ同時に行わなければなりません。
これらはそれぞれ過去・現在・未来の領域にあたりますが、どれも重要であることに変わりはありません。
人の生き方や働き方を観ると、過去を一番に重視して、ご自分の経験から現在や将来を判断する方がいます。
一方、過去は過去、終わったことだから横に置いて、今ここにこそ全力を尽くすという人もいます。
今現在を楽しむ姿は、また魅力的なものです。
ある人は、将来(なりたい自分やありたい姿)への達成欲求が強く、過去の延長が自分の描く将来につながるか、現在の頑張りの延長線上に自分の描く将来があるかを現実的に考えて、柔軟に軌道修正したり、逆に執念を持って徹底的にこだわる人もいます。
本当にそれぞれの個性と思います。
バランスも大事、思い入れも大事、時には入れ替えも大事ということでしょうね。
[ 更新:2017-02-01 11:27:15 ]