業績の良い時期があったにもかかわらず、最近低迷している場合は、次のことをチェックしましょう。
まず、「創業の素直な心」は何だったか覚えていますか?
「創業」というと、自分には関係ないという人もいるでしょう。見方を変えると、結婚も夫婦生活の創業です。
子供の誕生も、親業の創業です。
社会人一年生も、親から自立という意味では創業です。
どの場面も、不安もありながら、夢と希望と純粋さにあふれたスタートだと思います。
その時に祝福してくれた人、応援して下さった人は必ずいたはずです。そのような人に支えられ、良い時期を歩んだはずです。
最近低迷している場合は、創業の心を見失っていないか、応援し支えて下さった人たちとの関係に、最近大きな変化が起きていないか冷静に確認すると、次に打つ手が見えてくることが多いですよ、というお話しをしました。
ここに全く問題がないのに低迷する場合は、現状認識のやり直しです。
市場構造やニーズが大きく変化していることに気づいていない場合もあります。
そうなると、これまでの延長線上に業績の回復はありません。
変化した市場構造やニーズに合わせて、商品やサービス、社員の意識を再構築してくことです。
これも簡単ではありませんが、急いで、必死にやり抜かないと生き抜けないのが商売です。
[ 更新:2017-02-26 08:51:16 ]