顧客目線をどうやって意識していますか?
21日の経営ゼミでは「顧客目線」対策を具体的にどうしてます?という話も出ました。
「顧客の気持ちになって考える」とか「顧客視点を持つ」とはよく言われますが、では具体的に何をしてますか?となると・・・
当日使った事例では、顧客用の出入り口が従業員出入り口と異なる場合、従業員も必ず顧客用出入り口を通る、というものでした。
簡単にすぐできることは、たくさんあります。
顧客用の椅子に実際に座る事で、展示物の見やすさや、取りやすさが分かります。
顧客用のスリッパを履いてみることで、履き心地が分かります。
顧客用のカップを使って自分が飲んでみると、飲み心地が分かります。
営業時間内に自分が客として有料利用することで、値段値の満足が得られるかどうかが分かります。
同僚の接客姿を意識して観察することでも、接客される顧客の満足感などがうかがい知れます。
マネジメントで大事なのは、ある目的を達成するために、具体的に新たに何をするか、ですね。
立ち位置を変える、視点を変える、聴き方を変える、普段入らない部屋に入って見る等々、新たに気付けるきっかけってたくさんあります。
まずは試す、すぐに行動に移すことが、競合他社との差になって行きます。
[ 更新:2017-02-27 09:53:47 ]