創造経営コンサルタント吉見 - head

経営コンサルタント吉見からのお知らせ

今年も一年有難うございます。

師走の大晦日に当たり、皆様に感謝とお礼を申し上げます。

今年を振り返った、とりとめのない吉見の雑感です。
・できることと、やって良いことは、必ず同じとは限らない。
私のお客様にはいないのだけれど、「法令にダメと書いていないから、儲かるならやって良い、否やるべきだ!」という感覚には同調できない自分がいる。
・長命の親類から「長生きしなさいね」と声をかけられるたびに、素直に賛同できない自分がいる。
自分でまだ体験していないけれど、「長生きは、本当に幸せ?」と思ってしまう。健康での長生きならいいかもしれないが、延命措置の結果での長生きは選択したくない自分がいる。
・新聞などに「既成の秩序や枠組みが壊れつつある」と書いてあるのを読むと、誰かが壊しているわけであるまいし、と思ってしまう。既成の秩序や枠組みを維持する価値を認めない流れが起きているのか、既成の秩序や枠組みを維持する努力を放棄した結果なのかもしれない。次世代人材にとって、もっと生活が良くなる新たな秩序や枠組みを求め、それを造ろうとするなら、それも良いことではないだろうか。
・最近言葉のニュアンスが共有されていないと感じる場面が増えてきている。例えば「人として」「生きる意味」「働くとは、仕事とは」「楽しみや喜び」という言葉に対して、イメージするものが世代によっても立場によっても異なっていると思う。良いとか悪いという事ではなく、個人的に「私とは違っている」と感じる場面が増えている。おそらく相手も同じように感じていると思う。
違いがあるのはいいのだけれど、異なるニュアンスを理解しよう、認め合おうとする歩み寄りが減っていることが気になる。
時に歩み寄らず、違うからとバッサリ切り捨てる世代を前に、言葉の冷たさや寒さを感じるのは私だけだろうか。

[ 更新:2016-12-31 14:40:52 ]

その他の記事
記事のインデックスに戻る
ページのトップへ
創造経営コンサルタント吉見 - foot