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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

情報の雑感

今では何か調べようと思うと、山ほど情報が集まります。とてもすべてを当たり切ることはできないほどの量です。

そうすると、足りないのは情報の量ではないですね。
情報を取捨選択選択する能力や、情報を読み取る能力や、情報を迅速に実務に活かす能力が、競争力の差となる時代にいます。
これらの知識とスキルを磨き続ける必要があるので、これを社内の誰が担当し、どのように運用しているのかチェックは欠かせません。
今は、情報担当者の個人の意識の差や能力の差が、会社の競争力や管理の質の差になっていないでしょうか。
この点も気づいた時にチェックする必要があると思います。
いろいろな部署や場面で使われる技術は、毎年高度化していますし、複雑にもなっています。
社内人材が、この流れについていっているといいのですが、社内に今の段階ではそのような人材がいない場合は、定期的にその道のプロに助言を仰いでおいた方が良いかもしれません。

ニュースで新卒の初任給が20万円を超えたとのことでした。40年かかって約2倍になった初任給です。(昭和56年4月入社の私の初任給は、営業手当1万円を含めて10万円でした)
この上昇ペースが速いかどうかは横に置きます。
今一人前に働き、その業界で一人前の給料を得るという事は、40年前や20年前と比べると、かなりレベルが上がったのではないでしょうか。
入社時点で保有する知識やスキル、入社後にも期待される継続する学習力の最低水準は、確実に上がっています。
この点の認識が一致していないと、入社後の離職率が高まるのかもしれませんね。

[ 更新:2016-11-21 10:21:49 ]

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