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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

あなたの振る舞いが、部下の手本や見本になっていますよ

部下を成長させる基本は、トップや上司が毎日第一線で見本や手本を示すことです

手本は模範です。この通りになぞって下さいというものです。
良い手本と悪い手本を一緒に見せられると、多くの人は自分が楽な方を見習います。特に職場では、新人は両方とも許されているととらえるからです。
「一体誰がこうやれと言った?」という場面に出くわす場合もありますが、そこにはいつもそうやっている先輩上司が必ずいます。
先輩や上司がまず是正せずに、部下にあるべき論を求めても、そうはならないのではないでしょうか。
「見本はサンプル」というと分かりやすいかもしれません。
見本は買う人や使う人に、実感を持っていただくためのものです。
見本やサンプルより品質の劣るものを渡されると、誰でも怒りますよね。
わが社で働くということはこういう事、という見本をトップや上司が毎日示し続けることもOJTの一つです。
上司の言っていることではなく、上司の実際にやっていることから学ぶのが部下です。
特に上司が新人に、「何でうちみたいな会社に入ったんだ?」「そんなに真面目に働いてどうする?」「適当、適当でいいんだよ」「あとは自分で考えてやれよ」「手抜きを覚えて一人前」というようでは終わってます。
これらの言葉は、私が新人時代に実際に言われた言葉です。
そう言った人たちは共通して仕事の質も低く、その後管理階層を上がっていくこともありませんでした。
最近の若者は、先輩の背中を見て学ぶことがなくなったとも言われます。そうであるならなおさら、指導と教育をしなければならないという事ではないでしょうか。
今の時代でも、見ていないようで観ている若者や、聞いていないようでしっかり聴いている若者もいますよ。

[ 更新:2016-11-17 16:16:12 ]

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