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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

日本電鍍工業株式会社

致知のメルマガから、日本電鍍工業株式会社とう会社があり、代表取締役 伊藤麻美氏という方がいらっしゃることを知りました

致知のメルマガから、何か興味を惹かれ、日本電鍍工業株式会社とう会社をネットで調べてみました。
企業の再生、成長の素晴らしいお手本と思い、今後参考にしたいことを次にピックアップします。

苦しい経営状態の中、既存の設備でできることを模索した同氏。景気に左右されず、需要があるものは何かを考えた結果、「医療」「健康」「美容」に辿り着いた。→自分は何屋で、なんで食べて生きていくのか?自社の限られた経営資源でできる事業分野の選定は、赤字の黒字転換(企業の再生と成長に)に欠かせないことです。おそらく簡単ではなかったと思うけれど、見事に辿り着いたことと思います。

規模拡大を目標としない同氏は、国内で雇用を守り、国内で企業を継続させることを重視する。国益に貢献し、日本にしっかり納税する企業へ。雇用を守り、継続していくことがそれに繋がると考え、市場は海外に求めるが、生産は国内で行う姿勢を貫いている。→ここはとても共感しました。ローカル地域で、地元の需要と地元の社員で現実的にできることを、考えて考えて考え抜いた結果と思うので、この姿勢は見習いたいと思います。

同社のめっき液はその殆どが自社開発の「秘伝のタレ」だ。優れた技術は平成19年(2007年)には中小企業庁『元気なモノ作り中小企業300社』にも選ばれた。これらの伝承も行いながら、現状に甘んじることなく他社にない新技術を生み出し続けなければいけない。当人にしかできない職人技も武器だが、存続のためには標準化とのバランスが重要だ。→職人技も必要。標準化も必要。バランスも必要。とんがりだけでは生き抜けないことを教えてくれています。

次代の社員たちの夢も叶えなければならない。そのためにも、利益をしっかり出し、社員に還元する会社へ。大量生産には目もくれず、1点モノから受注する多品種少量生産路線はぶれない。→中小企業の経営スタンスの神髄と思います。

・日本電鍍工業株式会社  〒331-0823 埼玉県さいたま市北区日進町1-137 TEL 048-665-8135
http://www.nihondento.com/
今回参考にしたのは http://biglife21.com/companies/8372/ です。

[ 更新:2016-11-16 08:57:03 ]

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