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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

今年の10カ月、あなたはどんなことをしましたか?

今年の1月の吉見事務書通信で、次の項目の自己採点をお願いしました。

再掲しますので、もう一度自己採点し、1月の時の採点と比較してみましょう。
◆次の五つ質問に各々100点満点で点数をつけてみましょう。
・あなたの社員の資質(潜在力)は何点ですか? 
・あなたの職場の質は何点ですか? 
・部下に任せている現場での職務スキルと、現場管理の質は何点ですか? 
・あなたのトップの経営の質は何点ですか? 
・取引先の立場で見ると、あなたの会社の信用の質(信頼度)は何点ですか?
さて、いかがでしたか?

3年前から、経営ゼミで重視していることは、学ぶこと以上に実践することです。
学んだことをたくさん書き留めて、資料を厚くしても、全く実践しなければ、その学びの意味は乏しいこととなります。
仮に一つか二つでも、一年を通じてやり抜き、それを毎年毎年続けた人の3年後、5年後と比較すると、大きな差になっています。この現実を受け止めて、学ぶことは大事だけれど、実践することはもっと大事。
たくさん学んでただ飾っていく人ではなく、少ない量の学びでも、自分に必要と思ったことはどんどん試して習得しようとする人の方が立派、というスタンスで経営ゼミを運営しています。

不景気になった時や経営環境が厳しくなった時、経営の質(力)は組織の人の質(力)によって左右されます。
人の質の善し悪しは、現場レベルでは「品質・納期・コストを守れるか、業務改善ができるか」という点に現れます。
というのも、品質が悪い、納期が遅れる、請求が来たら高い、改善を求めても何ら変わらない、では別なところを探そうとするのが自然な反応と思いませんか。
経営者は企業の成長段階に見合ったマネジメントシステムの導入と、責任能力のあるキーマン(補完者人財や次世代中核人材)の存在と若手育成の風土があって、生き抜く経営の土台となります。
持続する経営を考えるなら、人が自主的に伸びる組織風土が理想ですが、入社した人は意地でも伸ばすという組織風土をつくってください、というのが今年の1月のお願いでした。

[ 更新:2016-11-09 14:40:21 ]

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