創造経営コンサルタント吉見 - head

経営コンサルタント吉見からのお知らせ

社員が生涯安心して働ける職場をつくりましょう

そのためには、夫婦・親子仲良く・幸せな家庭つくりも同時並行です。

その理想を具現するために、H社が実践されてきた事をご紹介します。
今からもう数年前になりますが、東京から札幌に創造経営北海道支部活動を応援するために駆けつけてきてくださったA会長の、その時のお話の一部です。
まず第一に、人に負けない一流の技術力を身に付けることを目標とした。
昨日より今日、今日より明日へと改善せよ。改善するのはどんな小さなことでもよい。改善の蓄積が新商品である。しかし、技術の一流は人格に比例する。ここを忘れないこと!
次の第二は、一流の顧客の仕事をすること。
一流相手に仕事をするとなると、顧客要求は厳しい<時間・品質・技術力・コスト>等。 これを歯を喰いしばって成し遂げてこそ、我々も一流になれる。泣いてもいいからついてゆけ。
第三は、人格を高めること。
その土台は挨拶(朝晩の挨拶・先輩への挨拶・礼儀・整理整頓(掃除)、骨組みは時間の厳守(挨拶できない、時間が守れないのは失格)。
屋根となる人を育てよ。育って欲しい人には徹底的に教えろ、第一線の現場が教育の場である。先輩は後輩の面倒を見よ。人に教えることによって自分も成長する。教えることで、自分の分からないところが分かるし、曖昧に覚えていたことも分かるから、人に教えることは自分の学びと自己成長に直結する。
第四は還る家を持つこと。
自分の家族を持て。安息の場を作ること、充電の場を持つこと、結婚すること。つまりは安定した仕事ができる。
家族が増えると、長期的視野(長い時間軸)で物事をとらえられるようになって行く。

*以上は両親との愛情に乏しかった創業者がいつも話していることでもあったと言います。創業者の生い立ち故に、その根底には「人材育成」があり、社員が安心して働ける職場つくりと幸せな家庭つくりがいつも心の中にあり、何かに付けて、人が中心の経営を創業者は目指していたように思います、とのA会長のまとめでした。

[ 更新:2016-11-05 14:07:23 ]

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