映画やお話の世界はともかく、自分が過去に戻ることはできないし(私は戻れるとしても、今となっては戻りたくはないのですが・・・)、今から過去を変えることもできません。
今期の予算の達成度も同じことです。
もしあの時…あれさえなければ…ああいていれば…と言ったところで、現在の財務数値がクールに現実を示しています。
今、目の前にあるこの現実は、好き嫌いを言っても、認める認めないと言っても、ウソだろうと思いたくても、みな本当のことです。
否定しようのない現実は、早く素直に認めて、さて次はどうするか?考えて、考えて、失敗は反省し活かす事が正解です。
同じ過ちを繰り返さないのが自立した大人でしょう。管理者であるなら、なおさらと思いませんか。
いつも誰かのせいにして、反省をせず、詫びることもなく、現実を否定し、次を考えない人は、同じことを繰り返します。
同じ考えで、同じ行動をするのですから、同じような結果にしかなりません。だって、自分は考えも、行動も変えないという選択をするのですから、過去の延長を望んでるということですものね。これでは結果に対し無責任です。がきんちょと同じかもしれません。
夢は叶えるもの、予算は達成するものとするなら、予定通りに行かなかった場合、
まず前提条件に変化や見込み違いはなかったかをチェックし、
なぜ予定通りに行かなかったのか、社内要因と社外要因に分けて原因を掘り下げ、
今すぐにできることは何か洗い出し、
準備と時間をかければできることは何か洗い出し、
すぐ行動に移す人が多い会社は、
締め切り日(決算期)に向かって年初計画に接近していきます。
一人の知恵から始めて、周りを巻き込んで組織の知恵にしていくということです。
知恵を持ち、行動力のある大人が複数集まり、心を重ねる(共通目的をっしっかり持つ)ならば、期待する成果に迫って行けるものです。
何事にも日々感謝、職場仲間とは相互信頼で、今日もいい仕事をしましょう。
[ 更新:2016-11-09 13:28:41 ]