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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

今年も来年も生き抜ける経営をしてますか?

今年の1月の吉見事務所通信で次のように書きました。去年から今年へと冷静に見渡して、自社の事業環境に起きている変化をしっかり把握し、何があってもこの環境変化に柔軟に適応すると決めてください。

具体的には、「従属経営⇒自立経営⇒主体(自律)的経営へ段階を踏んで、成長・発展させてください!」とお願いを致しました。11月がスタートしましたので、過去10カ月の進捗状況をチェックしてみましょう。
第一が、ダウンサイジング(前年度より少ない売上でも黒字になる経営をしてください)経営を継続して行い、外に向かっては取引先信用のレベルを昨年より高めてください、とお願いしました。
第二のお願いは、本業(固有技術・コア技術)の強みを引き続き徹底して掘り下げてください=自社の強みをとことん活かし、投資(人・モノ・資産)効率を引き上げる工夫をしてください。投資は必ず回収するという執念を持って下さいというお願をしました。第三は、心の通う職場組織をつくって下さいというお願いでした。特に【ローコスト経営+高品質経営】を実現するには、複数の中核人材の存在が欠かせません。期待する中核人材をピックアップし、育成支援を一年間続けて下さいというお願いでした。
というのも、ダメなのは、ミスやロスにクレーム、事故の起きる職場だからです。こうなるとハイコスト経営になりますから、低品質経営ですから、今の厳しい経営環境を生き抜けませんと書きました。
第四のお願いは、計数(年次利益計画+中期経営計画)により毎月欠かさず良し悪しをチェックしてください(結果にこだわる予算実績検討の場を持ってください)ということでした。チェックして終わりではなく、チェックした上で、今月そして来月どうするか、具体的な行動計画を必ず決めることをお願しました。
最後の五つ目のお願いは、経営者とその補完者(トップのサポート人財、右腕や左腕に相当する人材)、次世代人材たちが、お互いを心から信頼して一緒に取組んでくださいというお願いでした(孤立した経営では組織力に欠けるし、途中でガス欠の心配があります)。
一年間でこれら全部を全うするのは大変でしょうが、自社に必要なことをいくつ全うできそうか、ここで確認して11月12月の経営管理につなげて頂きたいと思います。

[ 更新:2016-11-05 10:24:38 ]

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