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ギルブレス夫人とは、国際能率学会の生みの親であると、３０年前に教わりました。

今回は久しぶりに「能率５原則」を取り上げます。
以下の説明には、吉見の解釈も少し加わっています。
第一に、経営者は、企業の中で多くの人間を管理しながら、経営をしているが、自分自身をどうマネージするかも等しく見る。
第二に、経営者は、特に良い家庭をつくることに心掛けねばならない。家庭は毎日還る場であり、配偶者と共生する場であり、次世代を育む場であるから意識して大事にする必要がある。
第三は、経営者は、国の経済、社会、企業に対しても何らかの責任を担い、これらに積極的な役割を演じていくために黒字経営を続けるべきである。
第四は、経営者は、経営するか社を通じ、地域社会に対する奉仕的な活動や社会貢献にも参画すべきである。
第五は、経営者は、自分の企業のレベルだけにとらわれることなく、産業経済の広い視野から、社員に対し積極的な教育訓練を継続していく態度が必要である。

今まさに、ものの価値の働かせ方、その心が問われています。
企業の存在意義を再確認すると、資金を投下し設備や材料を上手に使い、よそ以上に良い商品やサービスを提供して地域経済社会に貢献し、自らも栄えていこうとするものではないでしょうか。

[ 更新:2016-11-01 08:24:30 ]