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１０月２６日の日経新聞最終面の下段広告（ＮＴＴ都市開発）、作家の村上龍さんが書かれた文章が、企業経営にも役立ちますので、以下抜粋して引用しますね。

引用開始＞（経営には：吉見加筆）変えなければいけないことと、絶対に変えてはいけないことがある。
それは１００年以上続く老舗企業のサバイバルと似ている。
変えるべきは、時代の需要に応じた商品、社内における情報の共有の仕方、
（中略）逆に絶対に変えてはいけないのは創業の「理念」だ。
（中略）理念は誠実に守られ、（経営現場での具体的な：吉見加筆）方法は革新的でなければならない。
<引用終了
これは読まれた方も多いとは思いますが、創造経営理論では「創業の精神」をとても重視するよう、顧問先にはお願いしています。１００年企業をめざすなら、１００年の歩みにも心を配ったほうが良いことが増えます。
経営を積上げるなら、土台をしかり確認し、土台にフィットするように積上げないと、途中で崩れていまうからです。
特に継承者であれば、何のための経営か、誰のための経営かが不安定ですと、経営の軸足が定まりません。
継承する組織の統率にも問題が起きやすくなりますので要注意です。
コンパスの中心が定まらなければ、きれいな円が描けないのと一緒です。

[ 更新:2016-10-28 11:44:43 ]