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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

ミスを考える

「ミスには4種類ある」とは、今日届いたメルマガ:横山信弘さんのメルマガ『草創花伝(そうそうかでん)』に書かれていたことです。

実務で役立つと思うので、吉見の体験を踏まえて紹介します。
(1)忘れた! 覚えていなかった! という「記憶不備」によるミス。
(2)見落とした! 気づかなかった! という「注意力の不足」や「緊張感が持続しない」ことによるミス。
(3)聞いてない! という「意思の不疎通」によるミス。 
(4)判断を間違えた! という、「意思決定の誤り」によるミス。

記憶不備は、こまめにメモを取る習慣があれば防止できます。
注意力の不足や思い込みによる見落としは、ダブルチェックの仕組みがあれば防止できます。
意思の不疎通は、報告する側が「これ伝えましたっけ?」という確認や、報告される側からの「何か言い忘れたことはないか?」という念のための一言をかわす習慣があれば、かなり防止できます。
毎日書く業務日報の、報告や伝達欄を活用する習慣があれば、このような問題は起きにくくなりますね。
意思決定の誤りは、越権行為でなければ授業料として、次に活かすことと、他者の経験から学ぶ場を設けて共有されるといいでしょう。

どうやったら忘れないようにするか、という自分の工夫も必要です。
どうやったら忘れっぽい部下をカバーできるかを考える上司も必要です。
ただ「前にも言ったよ」と何度も繰り返すようであれば、その本人任せは危険と思わなくてはなりません。
「問題は下から、責任は上に」です!

[ 更新:2016-10-31 10:51:19 ]

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