企業性格テストで観ることを、思い切って簡略化してみました。
人との関係性を見ると、全く知らない人には最初は無関心、あるいは無反応、あるいは傍観者的な立ち位置に居ることでしょう。これを「0反応」と言います。
次第に言葉を交わしたり、その人のパフォーマンスに接したり、仕事の評価を見聞きしたりする中で、興味を持ち、記憶をし、回を重ねて接触するうちに、理解が進み、信用するようになり、信頼するようになり、いい仕事振りでの提供を受けると感謝となって行きます。
これは、無知・無理解⇒理解⇒信頼⇒感謝⇒尊敬という、プラス展開です。(0反応から+1➡+2)
一方商取引で、対価を払いながら、期待品質に届かない、不良品が渡される、クレーム対応に心がないとなると、不平・不満⇒不安⇒疑問や猜疑心⇒反感⇒怒り⇒憎悪というマイナス展開となり(0反応から-1➡-2)、時には修復不能となって行きます。
私の高校の先輩でもある、あるお客様は、ご自分の人生観として「人を信じて裏切られる人生と、自分を信じてくれた人を裏切る人生なら、自分は人を信じて裏切られる人生を選ぶ」と話されていました。その時は「さすが先輩!」と思ったものです。
最近は、単にお金の関係ではなく、相互信用、相互信頼の関係性で、長いお付き合いのできる人を、ゆっくり増やしていくのも人生かと思います。
ただ商売となると、待てる時間には制約があるので、注意が必要です。
[ 更新:2016-10-25 15:09:48 ]