創造経営コンサルタント吉見 - head

経営コンサルタント吉見からのお知らせ

外に目を向けていますか?

言い古された表現ですが、人も企業も、自分たちが生活する地域社会に、何らかの価値を創造して提供し続けることで、お役に立ち、その見返りとして収入を得ることができます。

収入が得られるということは、自分が関わる地域社会にきちんとお役に立ったことの結果であり、その証明とも言えるでしょう。
提供する価値に無頓着になり、自分だけの収入や利益を求めていくと、社内に対しては極端な費用節約を求めたり、賃金の抑制や人員削減、退職者の未補充による労働強化、トップダウン式の官僚的統制が行われます。
この状態が続くと、企業の社会的貢献という意識が希薄になりますから、顧客満足への感度が鈍り、社内のモラルも低下していきます。
人も会社も、外に向かって関係性を強めていくことに努力し、世の中に問い続けるものを生み出していかなければ、次第に相手にされなくなって行くのではないでしょうか。
ムダ取りや効率の追求は必要なのですが、新たな顧客つくりと、常に顧客満足を念頭に置いて、顧客との接触頻度を落とさぬようにしていただきたいものです。
現在も赤字が続くなら、これまでの経営や商売の仕方に問題があったのですから、赤字原因を分析して、猛省して下さい。
反省やお詫びのない所に、新しいスタートはありません。反省やお詫び、そして企業理念の再確認、誰のために生きるのか、誰と一緒に働くのかも再確認して、経営目標を設定するのです。
経営目標は具体的な行動目標が個人別に設定されないと、結果がついてきません。
社員が赤字慣れしているのであれば、トップと幹部の率先垂範も欠かせませんよ。

[ 更新:2016-10-14 17:32:10 ]

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