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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

知識だけでなく人との関係性のしっかり記憶しよう

人との関係性の記憶には家族との関係の記憶、自分に連なる家族史の記憶+親類+地域住民+学校・学友・教師+就職先

一緒に仕事をして働きやすい人は、目的意識が高い人、社内外で良い人間関係を築いている人、精神的に安定している人ではないでしょうか。若い時は無理でも、年齢を重ねるにつれて、そのような要素を学び、修得していくと、有難い人材になって行く。」
あなたの幼い頃の記憶は鮮明ですか?
幼いころの記憶は、今の仕事に関係ないという人も多いでしょう。私も、ずっとそう思っていました。
自分という人間を理解する上でも、他者との関係を理解する上でも、これまでの記憶の質と量が重要な役割を果たしています。
「学び→試し実践し→心身の記憶として定着し→習慣化し→無意識的行動」という習得サイクルを人間は持っています。
この巧拙が、早く仕事を覚える人、なかなか戦力化しない人の差になってはいないでしょうか。
現在の自分に繋がる最も原始的な体験というのは幼少体験です。幼少期の子供は聞かされ役であり、何でもどんどん吸収の時期です。
成長しながら、何かの折に現在の自分に繋がる自分史や家族史を思い出すことで、これからの自分の成長を既視的に捉えることができます。
このことは運命論で生きるということではなく、自分が主体的に生きる、なりたい自分のイメージを早く形成することによる自立の促進につながるのかもしれません。
また、幼い頃に自分の事故や病気体験や、身内の不幸など辛い経験をした場合、それを克服した過程を思い出すことで、これから向き合う困難を乗り切る「智慧」となっていきます。

[ 更新:2016-10-12 07:53:44 ]

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