経営を何年もされてきた方達は、それなりにその道のプロとしての実力はあります。しかしながら、思うような成果が出ない、黒字が継続しないというケースが結構あります。
その場合、期待する結果が出ていないという現実をまず認めましょう。
お客様や関わる相手に受け入れられないという現実を、素直に認めるしかないのです。
そして、これまでと同じことをやっていては、同じ結果が続くだけと思いましょう。
次に、お客様や関わる相手に受け入れられるように、喜ばれるように「変えていかなければいけないし、変わっていかなければいけない」と強く思いましょう。
今できないことは、少しずつでいいのだから、結果としてできるようにするしかないと思いましょう。
中小零細だからこれくらいでいいとか、過半数が赤字申告だから仕方がないという気持ちは捨てましょう。
原点に立ち返り、何のためにこの仕事をしているのか明確にしましょう。
結果には必ず原因があり、プロセスがあります。
一つひとつのプロセスの積み重ねが本当に大切になされていたか、お客様のためという思いが込められていたか、振り返って反省しましょう。
中心となるべきトップが、中心として機能しているかどうかも再確認しましょう。
マナーが守られているか、ミスやクレームに無関心となっていないかという点もチェックしましょう。
目の前の小さな課題をクリアーしていくことが大事なのだと思いましょう。
常に、お客様に喜ばれて、売上が伸びて、経費が削減できて、利益が適切に稼げることを考えて仕事をする姿勢を貫きましょう。
その基本は、自己改善と自己成長です。
学校の試験問題には正解がありますが、経営実務や商売の現場では、答えは常に流動的です。
努力に即効性はないかもしれませんが、初志貫徹の気持ちを持って、能力のすべてを自分の仕事に注ぎましょう。
明確な目標があり、一緒に支えてくれる人、陰ながら励ましてくれる人がいれば、必ず良くなります。
[ 更新:2016-10-04 13:52:44 ]