次に会う人に「自分の話を聞いてもらうのは嬉しいですか?」と訊いてみて下さい。大多数が「もちろん!」という答えが返ってくるでしょう。
そして、「モノやサービスを買う時に、自分のことを良く分かってくれる人と、そうでない人と、どちらから買いたいですか?」
と問いかけると、多くの人が「もちろん、自分のことを良く分かってくれる人から買いたい」と言うのではないでしょうか。
ということは、多くの人には「聞いてもらいたい」「分かってもらいたい」という気持ちがあるわけです。
ここに、営業担当が「聞くこと」「聴くこと」のスキルを習得し、上手に運用するメリットがあります。
お客様のことを最小の努力で理解できるようになれば、今よりも効率よく売り上げを伸ばすことができますね。
ここで質問です。
あなたはお客様の話をしっかり聞いていますか?
あなたはお客様の話をしっかり覚えていますか?
特に営業の場でのコミュニケーションにおいては、「誠実に、相手のことをよく理解しようと努めること」が本当に大切です。
ここで必要なのは、「基本的な配慮をする」「相手に興味・関心・問題意識をもつ」「適切な質問スキルを習得する」「積極的に傾聴する」「相手の立場になって親身に話を聞く」「考え(商品知識)を深めるための題材を提供(プロとしての教育指導)する」ことです。
参考にしたのは、コミュニケーション・コンサルタントの辻口寛一氏の意見です。
[ 更新:2016-08-18 11:13:18 ]