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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

守りの強さは「当たり前のことが当たり前にできてこそ」(その1)

守りの内容とは? 当たり前のこととは?

守る力の一つ目は、「皆で決めたことは、決めた通り皆が守ること」であり、「守れない人には、守らせること!」(例)〆切日の厳守。
決めたことが記憶されない組織、決めた理由が共有されない組織では、自主的に決めたことであってもその通り守られることはありません。決めたことを覚えていないのだから当然ですね。
決めたことと、決めたことを実行しようとすること、日々決めた通りのことが当たり前となることは、必ずしもイコールではありません。組織のレベルで、実際の実行力はバラバラです。
なぜ決めたことを覚えないのか追求する前に、決めたことを守らせる管理者の強制力が必要です。
その役割を担う管理者が、決めたこと覚えていない、決めたことに他人事感覚、守らせる言動もなければ、自分から率先して見本や手本を示さないのでは、かなり問題を抱えた組織です。
次に「報告する力」を見ましょう。今日の報告は必ず今日済ませていれば及第点です。
「その日の仕事はその日のうちに」が社会人の当たり前でしょう。
書く力も必要です。日報や報告書を速やかに情報として書き上げるスキルと習慣があれば及第点です。
口頭報告なし、日報記載なしが1週間も続いて、本当に正常な仕事ができますか?
報告がないと嘆く管理者もいますが、報告しない部下に報告させない管理者が問題であり、報告をしない部下を放置することが問題です。
併せて読みとる力です。日報から現在進行形の現場を理解する力が管理者には必要です。

場合によっては決めたことが組織に定着するまで声に出して読み合わせることにより、点検(チェック)機能が強まることがありますね。
とにかく色々試しましょうね。

[ 更新:2016-08-11 13:41:18 ]

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