PDCA(ピーディーシーエー)管理とは、プロジェクト管理や業務における品質や生産管理の改善手法の一つで、皆さん十分ご存知のことですね。
PDCA(ピーディーシーエー)管理は、品質管理の父と言われるエドワーズ・デミング(W. Edwards Deming)らによって提唱されたそうです。
PDCAの一文字一文字には、次のような意味があります。
以下はおさらいとなりますが、「計画(Plan)」から「実行(Do)」、「評価・分析(Check)」から「改善(Act)」までの四つの活動を一つのサイクルとし、繰り返し行うことで継続的に改善活動を進めようというものです。
このPDCAサイクルは、品質管理や生産管理に留まらず、広く一般の業務改善やプロジェクト改善にも使われていますね。
また、組織レベルでのPDCAもあれば、個人単位でのPDCAもあり、今では業界・業種問わずビジネスマンに広く使われる基本用語になっているのではないでしょうか?
今回はこの管理サイクルのモデルの実践レベルでの再確認です。
C(現状確認)-P(計画)-D(実行)-C(チェック)-M(マニュアル化、標準化)-A(実行)-E(習慣化されるまで教育の徹底=あきらめない、しつこく)
実務では、成長支援を考えて「M(マニュアル化、標準化)」というステップを加え、さらにE(習慣化されるまで教育の徹底=あきらめない、しつこく)と言う責任者の役割を入れて運用すると有効性が高まりますよ、というお話です。
なお、「M(マニュアル化、標準化)」というステップを加え、さらにE(習慣化されるまで教育の徹底=あきらめない、しつこく)と言う責任者の役割を入れるというのは、懇意にさせていただきMICC研究所の佐藤茂則先生も助言によるものです。
[ 更新:2016-08-10 15:00:07 ]