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85対15という比率

これは、カーネギー財団が調査したもので、「優秀な経営者が大事にするものの割合」を表しているそうです

>引用開始
経済的成功の法則「85対15」という法則は、カーネギー財団が優秀な経営者やマネージャーを対象に調査した結果、彼らがどういったことにどれくらい意識を向けているかについて、ある程度の法則性が見られるというものです。
これによると、優秀な経営者やマネージャーはその意識の実に85%を、メンバーのモチベーションや意欲を高めるといった、人材の能力を引き出すことに対して向けており、残りの15%が、問題の解決や技術的な観点に向けられているということです。
これは実に示唆に富む法則ではないでしょうか。
あなたが働く企業に照らし合わせてみてください。
もしかしたら、あなたの上司は売り上げの達成や、目の前の問題を解決することに労力を費やしているのではないでしょうか。そうした企業では、言葉悪く言えば、人材というのは専門的なスキルや技術を持っているとしても単なる駒でしかなく、その士気を引き出すことに時間や力を投資しようというマインドにはならないことが多いものです。
結果、組織の改革はおろか、現場から優秀なアイデアや商品が生まれることは少なくなります。<引用終了
参考 https://www.ibm.com/developerworks/jp/opensource/library/itm-coating3/

言い換えると、「15%の理屈・論理に対し、85%が相手の心に響くもの、相手を励ますものだった。」ということになるのでしょう。
優秀な経営者は過去も現在も共通して、まず相手を認めて、適切にほめて、相手の心に届く(響く)メッセージ(言葉)を投げかけ、人間として理屈ではない信頼関係をつくっているというものです。
本来は家族経営の中小零細企業が最も得意とすべきもののように思いますが、いかがでしょうか。

[ 更新:2016-08-10 15:11:42 ]

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