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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

部下の成長の可能性を探る (その4)

あなたは部下の読書量と読書傾向を把握していますか? 読書と仕事との因果関係を見ていますか?

あなたは年間何冊くらいの本を読みますか?
あなたの読む本のジャンルはどのようなものですか?
時代が変わってきていますが、私が社会人となった40年前は「自宅の書棚の本を見ると、その人の教養と知性が分かる」などと言われていました。
読書量と蔵書量がストレートに教養と知性に反映されるものではないかもしれませんが、読書の効用は大きなものがあると思います。
読書の世界に浸ることで、文章からイメージを膨らませ、その物語を疑似体験したような気持ちになれます。
その際に、登場人物の気持ちや行動、考え方などについて知り、理解しようとするということを繰り返すことで、実際のコミュニケーションにおいても有効となる場合は多いでしょう。
インターネットが普及したことによって、玉石混交の情報が大量に流れているのが現在です。
本当に必要で正しい情報を自ら取捨選択することは、ビジネスの優位性に大きく影響します。
特に自分の関わるビジネスのための読書では、何らかの目的を持って読むことが多いため、職務情報を取捨選択する能力は確実に磨かれると思います。
読書に興味を持ってもらえる部下には読書を勧め、読書に興味を持たない部下には何らかの方法で読書したのと同じ結果の教養と知性と人徳を積み重ねるよう指導していただきたいものです。
私のお客様経営者には読書好きが多いですよ。

[ 更新:2016-07-29 12:30:37 ]

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