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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

社員を不安にしてはいけません

昨日のお昼は、数カ月ぶりに私の生産管理の先生とランチでした

その方は、現役時代にいろいろなタイプの経営者の下で働いたご経験と、工場長や社長としての経営者実績もあるので、私にとって会うたびに色々学べる実学者です。
途中から、「中小企業でも経営者(トップ)の役割は何だろう?」という話題になりました。
会社が存続するためには、売上げや利益は絶対必要なんだけど、それだけが経営目的ではないだろう。
トップが、目先の利益の積み上げを最優先で、その次の経営ビジョンを示さない会社に、社員は魅力を感じるだろうか?
目先の利益の積み上げが最優先で、その次の経営ビジョンが全く示されない時、社員はどういう気持ちになるだろう。
私なら、売上と利益確保の自信がなくなった時、今後の売上と利益確保が見通せなくなった時に不安になる。
この会社にこのままいられるのか、この先ずっといて良いのか考える。
社員にこのような気持ちにさせてはいけないだろう。

大変であってもその会社の置かれる場面場面で必要な売上げや利益を確保しながら、社員が明るい気持ちで働き、顧客との接触もトップ主導で行い、永続する会社つくりの先頭に立つのがトップの役割ではないか。
そう考えるなら、トップは会社を構成する人々の心や感情をくみとれないといけない。
経営者と言われる人は、社員が精神的にも物質的にも、より一層の幸せを感じるような会社をつくると同時に、会社が永続することにより会社のある土地の環境整備・縁あっての雇用・適切な納税・身の丈にあた社会貢献など、様々な分野でも地域社会に貢献できることを目指すべきではないだろうか。

[ 更新:2016-07-22 09:17:45 ]

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