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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

分かろうとしてますか?

あなたは関わる相手を分かろうとしていますか? あなたは、相手を察する努力をしていますか?

今や、自己判断と自己責任で生きていく覚悟を持った方が良い時代に変化したようです。
自分の生き方が優先する時代と言ってもいいのかもしれません。
それを貫くのも、なかなか大変ではあるのですが…
旧来の常識という価値観が急速に薄れています。
ということは、新しいコミュニケーション手法が必要になってきていると受け止めた方が良いのでしょう。
乱暴な言い方をすると、バラバラを前提とし、バラバラの人間がどうやって経営組織やコミュニティを形成するか、そのための新しいコミュニケーションスキルを探り、習得する時期が来たとしませんか。
知らない人との価値の交換や、異なる価値観のすり合わせが一層重要となっています。
「人間一人一人違う価値観を有する」ことをお互いが尊重し、その前提でのコミュニケーションの取り方を探るのです。
そうは言っても、まだ日本には「分かり合う」文化、「察し合う」文化の土壌があると感じます。
年齢に関係なく、「分かり合おう」とする人も、「察し合おう」と努力する人もたくさんいます。
一方欧州は他者に説明しあう文化ちいます。
説明しあう文化の中にいると「対話能力」は磨かれますね。
(対話と会話は異なることに注意したいものです。)
演劇家の平田オリザ氏は10年以上前の苫小牧での講演で「東京も地方都市も人の才能に差異は無い。しかし切磋琢磨する場所や適切な評論をしてくれる人や場には差が大きい。批評の機能がないのが地方。長期的スパンでの人材の育成は民間の仕事である。」といわれました。
今でも参考にしたい意見と思っています。

[ 更新:2016-07-23 09:16:06 ]

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