あなたの部下の人生目標を聞いたことがありますか?
私の若い時期は、長期の人生目標など考えたことはありませんでした。
ただ漠然と、毎月東京へ行けるような仕事をしたいということと、専門的な仕事をしたいということを、札幌トヨペットの新車のセールスマン時代に考えていました。
新人時代は毎月の販売ノルマに追われていましたし、新車のセールスマンの仕事で毎月東京へ行けるわけではないので、毎日8時間実直に働くことと、周囲の力をお借りすることで、最終的に4年間で270台の新車販売実績となっていました。
これは本当に皆様のお蔭、御蔭様です。
税理士事務所に転職後は、「石の上にも3年」のひたすら実践でした。「ひたすら3年実直に努力するなら仕事の実力はつくだろう」と信じ、日商簿記の3級から始めて税理士試験も受験勉強スタート。
お蔭様で早目に担当を持たせて頂き、数年後には経営コンサルタント資格への挑戦という道を当てられました。
自分で目標設定するのも良いし、自分が期待されて提供された目標を素直に目指すも良しと思います。
若いうちは、短期から短期という目標を達成しながら、次の目標設定につなげ、徐々に目標のスパンを長く、目標を大きくしていくといいでしょう。
いつまでたっても目標のない人、いつまでたっても目標を具体化できない人、目標のための目標で終わる人、トップや上司からの目標設定に同意も同感もできない人は、一時的な成長はあっても、中長期の成長は期待できないと思います。
[ 更新:2016-07-26 08:36:01 ]